第4話
ken「そう言えば、もうすぐ春ツアーの初日ですね」
sayu「うん」可愛くうなずく
ken「日曜日は行く予定なので・・・頑張ってください」
sayu「有難う(笑顔)」
  「でも・・・土曜の初日は来ないの・・・sayu悲しいな・・・」
ken「本当は行きたいけどね」
sayu「なら決まりね。私に逢いにきてニャン〜約束だよ」
kenは、そんな無邪気なsayuの姿に思わず、「うん」と答えてしまった。
sayuは、「わーーい、やったーー!」と大騒ぎし
sayu「その時傘返すからライブ終わったら待っててね。携帯に電話するから・・・」
ken「携帯持ってないけど・・・」
sayu「うっそーー!そしたら公衆電話にTELするね(笑)」
  「冗談よ、そしたらまた電話してね、待ってるから・・・」
  「そんなkenクン可愛いニャン」
kenは、そんなsayuこそ可愛いニャンと思いながら「うん」とうなずいた。
すると、sayuは「信じることにするは〜3月5日〜」と無邪気に歌いながら電話を切った。
kenは、電話を切ると一瞬にして現実世界に戻された。行くと約束したはいいけど、チケットもないしと思いながら、青ジャーのままネット喫茶に直行した。だって、しょうがない・・オクで落とそう。しかし、初日とあって相場はかなり高い。でも、出来る限り頑張ろうと思っていたkenは、asamiのとびっきりの笑顔が見たいというのがやっぱり本音だったのだ。