主人公は、ごく普通の27歳のサラリーマンである。ふとしたことから始まった究極の恋愛物語のスタートです。
第1話
それは、2005年1月末日のことである。kenは、大FANのアイドルグループM女のライブを見に横浜アリーナに行くところだ。その日は、朝からどしゃぶりの雨でとても寒い日でした。kenは、会場に向かう途中で後ろから物凄い勢いで走ってくる少女とぶつかった。少女は、傘もささずびしょ濡れになりながら「すいません」と謝りまた急いで走り出そうとした。kenは、すかさず「良かったらこの傘使いますか?」と言い傘を差し出した。少女は、まるでウサギのような優しい笑顔で「ありがとうございます」と言って走り出した。するとちょっと行ったところでその少女は、また人とぶつかりkenはなんておっちょこちょいな子だなと思ったのである。そんな事もあったが時間はあっという間にliveのスタート時間になりkenはいつものように、大FANのasamiの応援を必死にしていた。今日は、なんと3列と良席でいつも以上に頑張っていたが、ふと目の前にとっびきりの笑顔でこちらを見ているsayuの姿があった。kenは、まだその時すでに始まっていた究極の物語のこもも知らずに・・・。